保険会社がタブーとしてきた保険契約者には漏洩禁止であった保険募集人の受け取り歩合(コミッション)率を、保険業界はもとより消費者団体としても初になりますが、
          消費者側に情報公開致します。以下のコミッション表は、ある外資系A生命保険会社の外交員等の受け取る歩合(コミッション)率であり、これを消費者側が知識として身につける
          ことにより、消費者側の保険の選び方がこれまでの視点と違って、それが結果的に消費者側の利益にもつながっていくでしょう。以下コミッション率は、掛け捨て定期保険の原本内容です。

その他の大手生保、外資系、カタカナ生保、損害保険会社等各社の医療保険、がん保険、終身保険等コミッション率の資料も当会では収集してありますが、
全てお見せすることは出来ません。ご了承下さい。




ここでは非会員の方にも、お知らせできる範囲内で、以下外交員等の受け取るコミッションをお知らせしていきます。
保険の原価にも深く関わる外交員等のコミッションは一体いくらなのか?
各商品によって異なりますが、平均的に生命保険の原価は、以下のようになります。
年齢が30歳代の場合、原価率は3割から5割。また諸条件によって原価率が変わります。おおよそ私たちが支払う保険料の半分が保険会社の運営費となります。
ただ中には、貯蓄性のある定額の個人年金保険、養老保険、終身保険などは、積立部分が大きいですから原価率が8割になるものもあります。
 


保険外交員(代理店営業マン)の契約の歩合(コミッション)は、一体いくらなのか?

各保険会社によって若干の違いはありますが、平均的なところを情報公開いたします。


定期保険・・・・皆さんが毎月支払う保険料の5割が外交員の歩合で、契約者が一年間解約しない限り、毎月その率が支払われていきます。
契約者が2年目以降7年目まで解約しなかった場合、毎月の掛け金の1割が毎月支払われます。8年目以降も一定の割合で継続コミッション(継続ボーナス含め)が支払われていきます。
例  定期保険の保険料が毎月10000円場合、5000円がコミッション(歩合)となり、毎月支払われて行きます。


終身保険・・・・皆さんが毎月支払う保険料の4割が外交員の歩合で、契約者が一年間解約しない限り、毎月その率が支払われていきます。
契約者が2年目以降7年目まで解約しなかった場合、毎月の掛け金の1割が毎月支払われます。8年目以降も一定の割合で継続コミッション(継続ボーナス含め)が支払われていきます。


医療保険・・・・皆さんが毎月支払う保険料の5割が外交員の歩合で、契約者が一年間解約しない限り、毎月その率が支払われていきます。
契約者が2年目以降7年目まで解約しなかった場合、毎月の掛け金の1割が毎月支払われます。8年目以降も一定の割合で継続コミッション(継続ボーナス含め)が支払われていきます。


がん保険・・・・皆さんが毎月支払う保険料の5割(保険会社によってはキャンペーン期間として6割支払う会社もあります)が外交員のコミッションで、
契約者が一年間解約しない限り支払われます。
契約者が2年目以降7年目まで解約しなかった場合、毎月の掛け金の1割が毎月支払われます。8年目以降も一定の割合で継続コミッション(継続ボーナス含め)が支払われていきます。


* この他、契約年齢・加入商品・保障期間・保険料払込期間、保険会社の直販外交員や保険代理店、保険ブローカーの種別などにより、上記のコミッション率は変わります。



日本よりも先を行く金融の先進諸外国では、保険外交員の契約の歩合(コミッション)を消費者に情報公開しています。にもかかわらず、日本の保険会社は消費者に公開していません。
そのことから当会が情報公開することになりました。外交員の歩合を保険に契約する消費者が知ることによって、保険料の中身(純保険料と会社事業費等との関係)が見えてきますので、
保険契約をするにあたって、どの保険がより消費者に得かなど、非常に参考になるといえます。

今まで公開されることはなかったことですが、当会NPOが先駆け日本で初めて、皆様が支払っている保険料の中で外交員等に支払われる契約コミッションはいくらくらいなのか?
疑問のところだったと思います。その情報を消費者に公開いたします。外交員や代理店に同じ高い契約コミッションを支払うのであれば、消費者は高度な金融知識や良心的なアフター
ケアを提供してくれる外交員や代理店から契約していきたいものです。
 
その考えから当会NPOは、当会会員を中心に皆さんが支払っている保険料の中でいくらの契約コミッションが外交員や代理店に支払われているのか?また、何年間そのコミッションが
支払われるものなのか?各保険商品ごとに金額そのものを公開しています。この公開をすることによって、消費者はしっかりした、また良心的な外交員や代理店選びをしていかなくては
いけないとお感じになって頂けると思います。

また、この場を借りてお伝えしておきますが、生命保険や自動車保険は対面販売説明契約が基本です。通信販売は安い掛け金?だからといって消費者が安易に飛びつくのはリスクが高い
ものがあります。ですので、通販商品を選ぶのであれば、当会などにしっかり相談してきてください。事故が起きてからトラブルがあってはいけません。そのための大切な保障であり、
保険です。 



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